汗対策、これで完璧

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汗を分泌する汗腺は全身に分布しています。
ですが誰もが同じように汗が出るわけではありません。
頭から足先まで平均して汗が出てくるわけでもありません。

汗をどこにかきますか??
どんな汗をかきますか??

汗はどうして出てくるのか

炎天下、外にいると体温が上昇します。
脳の視床下部は体温上昇の情報が入ると

汗よ、ゴー

汗腺に汗を出すよう命令します。

その後冷房ギンギンの部屋に入ると皮膚の温度低下の情報が入るので脳は

汗よ、ストップ

汗腺に汗を止めるように命令します。

実はまだ脳は暑いけれど皮膚の温度低下の情報が入っているので仕方なく汗腺に汗を止めるように命令を出しましたが、脳はちょっと混乱。
こうして、脳と別のところの感覚とがズレるから脳も混乱、私たちも混乱しますよね。

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脳は緊張などの精神的なことでも汗を出すよう命令を出すこともあります。

汗をどこにかきますか

汗をかく場所には理由があります。

手のひらや足の裏の汗
緊張やストレスにより交感神経が優位になっている状態
手に汗握るってやつですね。

首の汗
イライラ、肝臓の疲れ。
肌荒れ、ニキビも現れ、解毒が滞っている状態。

頭の汗
暑さに弱い脳を守るために汗腺が多い。
頭に血が上るってやつですね。

脇の汗
不安や緊張によるココロの弱り。

上半身の汗
更年期、ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ。
女性ホルモン低下による自律神経の乱れ。

汗の状態はサラサラ?ベタベタ?

汗の状態によっても体調がわかります。

サラサラの汗
においもせず、さわやかな汗でいわゆる「良い汗」。

ペタペタの汗
においがしてキチンと発汗がなされていない状態。
入浴時に水分をとってゆっくりとぬるめのお湯につかり汗腺を開いて「良い汗」をかけるようにしましょう。
適度な運動で汗をかく習慣をつけることも「良い汗」につながります。

そのほかにもこんな汗

少し動いただけで汗をかいたり、食事をするとすぐに汗をかく、また、少々の緊張で汗をかくなど、ちょっとしたことですぐに汗をかくひとは毛穴が開きっぱなしの状態。
暑がりではあるものの冷気も入りやすいため冷えやすい。

漢方薬で汗を止める

漢方は汗のかき方に重きをおいていて、汗のかき方で処方が変わってきます。
更年期にはホットフラッシュなど、汗にまつわる症状も多く

人前で汗をかきたくない

と思えば思うほど吹き出してくることも。

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これは女性ホルモンの分泌の低下により汗腺機能の調節が乱れているため。
更年期には更年期特有の「気」の乱れ、つまり自律神経の乱れから、暑いわけでもないのにイライラしたりのぼせたりほてったりが発汗につながります。

汗の調節によく使われる漢方薬

柴胡桂枝乾姜湯:不安や緊張などからの汗に
防已黄耆湯:肥満による汗やカラダのむくみによる汗
黄連解毒湯:イライラ、ストレスによる汗や更年期特有のホットフラッシュやのぼせやほてりによる汗

汗の量や汗をかく部位の違いは性別や年齢によっても異なります。
上記に限らず、漢方は汗のかき方を踏まえて更年期の症状緩和に合わせた処方がなされます。

そのほかの薬で汗を止める、汗をかかないと思えばそれだけで落ち着ける

塩化アルミニウム液は汗止めとして効果的。
私は夏の前には数日間毎日脇に塗り込んで、止まってきたら4、5日に1回程度塗るだけで脇の汗は止まっています。
汗がでないということで気持ち的に楽です。
ただし、顔は皮膚が薄いため炎症を起こしやすいのでお風呂上りなど寝る前に塗って、翌朝キチンと洗い流すなど気をつけましょう。

飲み薬では抗コリン薬が効果的といわれていますが、便秘、口の渇き、目のかすみなどといった副作用もあるので注意が必要です。

冷やして汗を止める

首、鎖骨、脇、ももの付け根、ひざ裏にはリンパが通っているため、ここを冷やすと血液が冷えて汗が止まります。
特に首の横には大きな血管が通っているので全体を冷やしやすい。
今は市販のものもありますが、私は外出時には強力な保冷剤を持って首にあてながら歩きます。
汗の出方が全然違います。

薬、汗止め液、保冷剤。
ここまでやれば安心して夏を過ごせますよ、がんばりましょう!!