忙しくても大丈夫、土鍋でご飯1合を美味しく炊く方法について
私は美味しいご飯があればおかずなんていらないぐらい、ご飯が大好きです。
今日は
土鍋でご飯1合を美味しく炊く、基本的な方法について
です。
正直なところ、最初からうまくはいかないかもしれません。
ですが、だんだんと自分好みに調節を加えていくことで、とても美味しいご飯を味わえるようになります。
また、忙しくても大丈夫。
お米の吸水はタイミングを考えればOKです。
つきっきりの時間は火を使っている20分弱となります。
是非チャレンジしてみてください。
目次
土鍋でご飯を炊き始めたきっかけ
長年使っていた炊飯器がいまいちの炊き上がりになってきました。
これを機会にと、こだわって選び抜いた新しい炊飯器を手に入れました。
さぞかし美味しいご飯が食べられるものと思っていましたが。
「少ない量でも美味しく炊ける」というマニュアル通りにはなかなかいかないようで。。。
我が家は夫と私の二人暮らし、ご飯を炊くときは1合で充分です。
どうにか少ない量のご飯を美味しく炊けないものかと、あれやこれや試し。。。
結局、最近では土鍋でご飯1合を炊いています。
今日は試行錯誤の結果たどり着いた、土鍋でご飯1合を美味しく炊く方法についてお伝えします。
ご飯を炊く前に用意するもの
- 小さい土鍋
- 米1合(1合=180cc=180ml=約150g(米によって誤差あり)=米用計量カップすりきり1杯)
- 水(米の体積の約1.1~1.2倍=米の重さの約1.3~1.4倍=約200cc)
- ざる
ご飯を美味しく炊くための米の研ぎ方
- ボウルにたっぷりの浄水器の水を入れ、その中に用意しておいた米を入れて2,3回ざっと混ぜたらすぐに水を切る
- もう一度ボウルにたっぷりの浄水器の水を加え、2,3回ざっと混ぜたらすぐに水を切る
- 米を握るようにして20回混ぜる
- もう一度ボウルに浄水器の水を加え、水を切って、米を握るようにして20回混ぜる
- もう一度ボウルに浄水器の水を入れ、水を切ってざるにあげる
(忙しい方は、ここで水を切らずにそのまま冷蔵庫へ。
炊く前に水を入れ替えて水切りして炊飯にすすみます) - そのまま夏場は30分程度、冬場は1時間程度放置して、水を切りながら吸水させる
(丸いざるの場合は真ん中の米を周辺に寄せて、ドーナツ状にすることで水を切れやすくします)
いよいよ土鍋でご飯を炊く
- 適度な吸水ができた米と用意しておいた水を土鍋にいれる
(忙しくて水切りを直前にした場合は水を少し減らしてください) - 土鍋にふたをして火にかける
- 土鍋の蓋に穴があいている場合は菜箸などをさして蒸気の抜けを防ぐ
- 火にかけてからずっと強めの中火で13分
- 火を消して15分蒸らす
土鍋でご飯を炊いているときの注意点
土鍋に米と水を入れて火にかけて沸騰しはじめたとき、土鍋が小さすぎると沸騰した水がブクブクと蓋のフチからあふれ出てしまうことがあります。
その場合は、もうひと回り大きい土鍋で炊いてみてください。
私も最初は、この大きさがあれば充分と思っていた土鍋が小さすぎました。
土鍋の中では水分が思っている以上にブクブクと盛り上がるのだと思います。
水分が土鍋からあふれてしまうと、仕上がりまでに水分が不足し、ご飯が焦げてしまいます。
美味しいご飯を炊くために、あると便利
こちらのざるはご飯をとぐときとても便利です。
ボウルの上のほうが網状になっているので、傾けるとざるとして機能します。
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こちらも傾けるとざるとして使えるボウルです。
傾けた状態でも立ちます。
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水切りボウルは米を研ぐとき以外も、パスタのお湯切りなどでもとても重宝です。
小さい土鍋をいくつかそろえるのも楽しいです。
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その土鍋でひとりぶりしゃぶも堪能しました。
コンロによっては専用の土鍋があり、土鍋モード対応コンロであれば火加減調整から消火まで可能です。
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忙しくてご飯に吸水させる時間がない場合
働いていたり、普段から忙しい方は、土鍋でのんびりご飯を炊いている時間がないと思います。
私も今はテレワークをしていて、タイミングをみて吸水や炊く時間を確保しています。
オフィスワークの日は朝吸水してから出かけます。
時間がなくてご飯の吸水ができないときは、ぬるま湯で米を研ぐことで時短になります。
また、朝のご飯は前日の夜に吸水させて冷蔵庫に入れておいても大丈夫です。
もちろん、夜のご飯は朝吸水させて冷蔵庫にいれておけば大丈夫です。
その場合は上記の研ぎ方工程5で水を切らずに冷蔵庫に入れておきます。
炊く前にもう一度水を変えて水を切り、ご飯を炊く工程にすすみます。
そのとき水の分量は少し減らした方が良いです。
まとめ
土鍋で美味しいご飯を炊くにはポイントが何点かあります。
- 米の種類
- 米を研いでからの時間
- 水の量
- 火加減
- 炊く時間
- 蒸らす時間
- 気温
- 水温
土鍋でご飯1合を美味しく炊く方法についてのサイトはいくつもあると思います。
それぞれ微妙に違っているのは、なぜか。
実際にやってみるとよくわかります。
同じようにやっているつもりでも、今日は最高に美味しいという日もあれば、そうでもない日もあるからです。
なかなか毎回まったく同じ条件でというのは難しいものです。
水の量は米の種類によるところも大いにあります。
吸水のタイミングによってもずいぶん違います。
ここまで基本的な方法を書きましたが、何回かやってみて加減すると良いと思います。
これだ!という加減がわかってくると、最高に美味しいご飯が味わえる頻度が増えます。
私も何度か繰り返して、今はほぼ失敗なく土鍋で美味しくご飯が炊けるようになりました。
土鍋の蓋を開けたときの炊き立てのご飯の香りがたまらなくて、毎日土鍋でご飯を炊き続けています。
ガスコンロのタイマーも同時に切れるため、それまで何分やったのかわからなくなります。
そのため、ガスコンロについているタイマーではなく、別のタイマーを仕掛けて時間を計っています。
消えた火はすぐにもう一度点火します。