肌年齢維持に『やってはいけないこと』と『やるべきこと』
とっくの昔にお肌の曲がり角を過ぎてしまいましたが、それでも現状は維持したい。
とはいえ、高い化粧水や乳液、美容液、クリームなど、ラインでそろえたところでケチケチ使っていたら効果も出にくい。
かといって頑張って規定の量を毎朝毎晩使っていたらひと月あたりいくらかかるかわかりゃしないし。
そこで、化粧品でシワ・シミ・たるみ・くすみにアプローチする前に、とりあえず普段の習慣を見直してみませんか。
日常生活の中であたり前のようにしている何気ないくせや習慣によって肌への負担が増えもすれば減りもします。
『やってはいけないこと』をやらないようにして、『やるべきこと』をやるようにすればお肌は応えてくれるはず。
お肌を守るためにやってはいけないこと
食べてすぐ寝る
寝る前3時間以内に食べ物を食べた場合、睡眠中も胃が働き続けることになってしまいます。
すると肌細胞を生成するために欠かせない成長ホルモンがしっかりとした睡眠がとれていないがために分泌されなくなってしまうのです。
自分が寝るときは胃も寝かせてあげないとですね。
洗顔しないで寝る
クタクタに疲れてついつい「今日だけー」ってことでメイクもおとさず寝てしまうことってありますよね。
でもこれは相当な負担をお肌に強いていることになります。
汚れを含んだメイクに、自らのにじみ出た皮脂をミックスしてパックしながら寝るようなもの。
コワすぎます。
洗顔しすぎ
かといって汚れも脂も一滴たりとも残すまいとゴシゴシこすり洗い、さらにはタオルでバリバリ拭く。
これもNGです。
顔の肌は薄くてたるみやすいのでゴシゴシバリバリの摩擦は厳禁です。
熱すぎるお湯や冷たすぎる水での洗顔
熱すぎるお湯は皮脂を取りすぎ、保湿成分まで洗い流してしまいます。
逆に冷たすぎる水は毛穴が閉じてしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。
30度から36度程度のぬるま湯で洗顔すれば、程よく毛穴が開き、汚れは落ちるけど必要な潤いはキープできるます。
化粧品をケチる
よく、高い化粧水をケチケチ使うぐらいなら、安い化粧水でも良いのでたっぷり使うほうが効果が高いなどといいますよね。
化粧品はそれぞれの規定量を正しく使ってはじめて最大限の効果が引き出せます。
枕カバーが不潔状態
枕カバーにくっつくもの・・・汗、頭皮の汚れ、よだれ、それが進むとダニ、ダニの死骸・・・と、ろくなものではありません。
これが寝ている間に顔に触れるのかと思うとゾッとしますよね。
冬の紫外線対策を怠る
紫外線量が高いのは3月から9月ではありますが、10月から2月もゼロではありません。
一年を通して紫外線ケアは必要。
冷暖房に無防備
冷暖房による乾燥は皮脂バランスを崩すことも。
皮脂バランスが崩れると、それをきっかけに他のトラブルを招くこともあります。
保湿力の高い化粧水で水分を補い、更にクリームで乾燥からお肌を守り、なるべく直接風が当たらないように注意が必要。
スマホが手放せない
スマホを見るとき、たいていは首を前に倒して視線は下向き。
この姿勢を長く続けることは首のシワや顔のたるみの原因に。
猫背・ほおづえ
背中にある大きな筋肉『僧帽筋』。
この筋肉は表情筋をサポートする役割があり、猫背によりこの筋肉が硬くなりシワ・シミ・たるみ・くすみの原因に。
またほおづえは骨格をゆがめ、皮膚に刺激を与えるためシワやたるみの原因に。
お肌を守るためにやるべきこと
朝起きたときと寝る前に1杯の水を飲む
睡眠中も思っている以上の汗をかきます。
水分不足で血液の濃度が濃くなる状態です。
寝る前にきちんと水分を補い、体内の水分量を満たし血流をよくしましょう。
また、睡眠中に失った水分を補給するために、朝起きたらうがいをしてから水分補給。
寝ている間に失われた水分を満たすことで血流が促進され老廃物がスムーズに排出される手助けとなります。
水は白湯がベストですが、面倒くさければ常温水。
冷たい水は冷えの原因になるので避けましょう。
朝のフルーツは金、昼は銀、夜は銅
午前4時から正午は、排泄のサイクル。
つまりカラダのデトックスタイム。
デトックスをスムーズに行うために消化の良いフルーツを朝食べる、これはお肌が喜ぶタイミングです。
1日1.5リットルの水を飲む
カラダの中の老廃物は尿と一緒に排出されます。
水分をたっぷりとって尿のでやすい体内環境を整えることが大切です。
クレンジングはこすらずしっかり
洗顔時のゴシゴシ洗いは厳禁ですが、それは適当に洗うということではありません。
クレンジグン剤を適量使ってやさしく丁寧にしっかりと汚れを落とし、タオルでポンポンと押さえるようにやさしく水分を取りましょう。
化粧品を使うごとにハンドプレス
化粧水をつけたらお顔をハンドプレス、乳液をつけたらまたハンドプレス、クリームをつけたらまたハンドプレス。
一回一回自分の手でやさしくハンドプレスすることで温熱効果と密閉効果が高まり成分が浸透しやすくなります。
シャワーで済まさず36度から40度のお風呂に20分から30分つかる
シャワーだけでは表面が温まった気がするだけ。
特に冷え性の場合はシャワーだけは厳禁。
お風呂につかってじっくりじんわり芯まで温まりましょう。
寝るときにマスクをする
寝ている間にどこかに飛んで行ってしまいますが、寝るときのマスクは肌を乾燥から守ってくれます。
マスクをしていると自分の息で頬や唇や鼻などを乾燥から守ることができます。
正しい姿勢とウォーキング
正しい姿勢でウォーキングにも書きましたが、正しい姿勢で生活することと適度な運動で筋肉をつけて血流を良くすることは健康への直通ルートです。
カラダもココロも健康ならお肌も健康でいられるます。
まとめ
「一日くらいならいいや」「ちょっとぐらいならいいや」ってことで毎日過ごしていると、そうした積み重ねでお肌がコワいことになってしまう・・・と思えば『やってはいけないこと』と『やるべきこと』、守れそうな気もします。
予期せず電車の窓ガラスに映ったときの自分、見ていたスマホの画面が暗くなって画面に映りこんだときの自分。
ギャー。
思い出すと頑張れそうです。