趣味の世界は居心地の良い場所

スポンサーリンク

みなさま、居心地の良い場所ってどこでしょう。
北海道のラベンダー畑とか、富士山のてっぺんとか、湘南の海辺とか、それも居心地の良い場所でしょうけれど、そういうことではなく、以前50歳を過ぎても『自分らしく』は難しいの第2弾のような意味での『居心地が良い場所』のお話。

私は前回の文章を書いてから、『はて、私にとっての居心地の良い場所ってどこだろう』と考えてみました。
うちは除外して考えたとき、会社も案外キライじゃないし、友人との食事はもちろん楽しいけど、『居心地が良い場所』という言葉にピタッときたのは習い事の教室でした。

どうしてその教室が居心地が良いのかをまたまた考えてみました。
教室の人数は40代男性の先生がひとりと生徒は私を含めて8人。
男女の割合は1対7で圧倒的に女性が多い。
男性1名は60代後半、女性7名の内訳は、60代前半2名、50代後半1名、50代前半2名、40代後半1名、40代前半1名の構成です。
モノづくりの習い事ですので基本手を動かしていますが、まあ、女性が多いということもあり、たえず口も動かしているような状態。
話題としては年齢も幅広いためテーマも幅広いですが、誰かと誰かが話をしていて、おもしろいテーマだと私も一緒に話に加わり、モノづくりに没頭中であれば自分だけ話に加わらないときもあります。
誰かが話に加わっていないからといって変に気をつかって『ナントカさんはどう思う??』なんて参加を促すわざとらしいやりとりもなし。
話に参加しようがしまいが誰も何とも思わないし自分も何とも思わない。
誰かと誰かが陰で悪口をいうとかいう子供っぽいあれもなく、教室が終わるとあっさりと『また来週ー!』と気持ちよくビルの出口で解散。
それぞれが素敵なオトナで個性的で、作品にもその個性があらわれている。
7人だけのこじんまりした集まりで、共通の知り合いもいないからしがらみもゼロ。
お互いがあたらず障らずよりももうちょっと親しい感じで、踏み込みはしないけど歓迎して受け入れ合う雰囲気。
これぞ自由、完全に自由です。
基本的に同じ趣味を持った人の集まりだからそもそも気が合うのか、どうもあの教室は楽しいとうすうすは感じていましたが、こうして考えてみると私の理想ですわ。

こういう場所では特に『自分らしくとは何ぞや』とか『がんばり過ぎずにゴー』とか『今のは失言だ、悪いこと言っちゃった』とかってことにもならないんですよね。
イライラなんてぜーんぜんしないし。

結局のところ、いろいろ難しく考えたり、無理して自然体でいられなくなるところというのは、つい比べてしまう対象がいるとか、似通った人だけの集まりだとか、そういう団体な上に、簡単に抜けるわけにはいかない団体だったりするから、それなら少しでも居心地良くしようとみんなに合わせる羽目になり、無理した人たちで構成された団体になってしまい、みんなで疲れちゃうのかな。
例えば学生時代のクラスとか、同じ年の同じ地域の女子ばかりが有無をいわさず集められるから、その中で比較したりライバル心をいだいたりってことになるわけだし、会社に行けば自分は下々なので関係ないけれど、同じ仕事をしていれば、それは遊びの趣味とは違って生活かかっているだけに能力比べや地位比べが勃発しますよね。
おまけに仕事となれば誰かの失敗が自分に影響するかもしれないから、趣味で好き勝手なものを自由に作るのとはわけが違うからややこしい。
また、団体は大きければ大きいほどどこどこの誰々がって噂話につながるのも居心地良い場所からは遠ざかる。

友人同士の集いは当然楽しいけれど『居心地の良い場所』の『癒し系』というよりは私にとっては『明日も頑張るための場所』の『栄養剤系』かな。
『明日も頑張るための場所』についてはまた後日。