
また次の仕事見つけなきゃ。

次の仕事探さなきゃですわ。
こんなとき、次は派遣社員にしようか正社員にしようか、悩みます。
50代で経理事務をやってきた私自身、現在転職活動中。
次は派遣社員にしようか、正社員を目指そうか、働き方を考え中です。
40代50代の経理事務、次は派遣社員か正社員か迷ったとき、会社規模で転職先を考えてみるのはいかがでしょうか。
派遣社員か正社員か。経理事務の転職の際には、小さな会社と大きな会社の経理の違いを考えれば、おのずと道が決まってくる。

40代で一般事務から経理事務の仕事に路線変更した私の経験を交えた自分の備忘録であり、ささやかながら、当ブログを訪問してくださった方々への応援ブログです。
基本的な経理の業務内容はどこも共通
基本的な経理の業務は、会社の規模に関わらず共通しています。
目的は「組織全体のお金やモノの動きや現状を把握できるようにすることで経営判断をサポート」です。
そのために、日次業務、月次業務、年次業務を行います。
これは、大きな会社も小さな会社も共通しています。

大企業の経理は分業的、派遣社員が採用されやすい
大企業の経理では、企業側はたくさんの派遣社員を雇い、ひとつひとつの業務を専属で任せることが多いです。
大企業では「財務経理部」や「経理部」「財務部」という「部署」があり、部署長のもと、数名の正社員や派遣社員で構成されます。
例えば「売上チーム」「仕入チーム」と分類し、「売上チーム」の中で、「売掛金管理担当」、「請求書発行担当」などと分けます。
この場合企業は、複数人の派遣社員を雇って、ひとりにはひたすら売掛金を管理してもらう、別のひとりには請求書発行を専門に担当してもらいます。
派遣社員ひとりひとりが経理業務全体の一部を専属して行う形です。
とりまとめは正社員が行う体制です。
またほかのケースとして、大企業では、他の部署ごとに経理担当をつけることもあります。
この場合も、派遣社員は担当部署のみの経理を行い、正社員がとりまとめます。
大企業の経理チーム内ではいろいろな形で分業体制をとりますが、すべては簿記用語でいう「仕訳」が共通言語です。
担当は違っていても「仕訳」を共通言語として、経理内正社員に教えてもらっても良いですし、同じ派遣社員仲間に相談もできます。
私の経験から、大企業では、経理事務の40代50代が正社員採用されるのはとても難しく思います。
マネージャーや管理職候補という求人はよく見かけますが、この場合、部署長経験やグループ連結決算業務経験などが条件であることが多いです。
大企業の経理であれば大人数採用をする派遣社員がおすすめです。

私は経理事務の仕事をはじめてから、正社員とか派遣社員とか関係なく、経理の友だちが増えたわ。


「仕訳」はほとんどパズルです。
中小企業の経理は自分の業務はひとりで完結、だから正社員向き
中小企業の経理は派遣社員より正社員が向いています。
中小企業の経理では、少人数で経理の1から10までを完結させなければなりません。
業務負担が大きいことは覚悟しておかなければなりません。
特に、財務担当はいるけれど経理はひとりという場合、責任の面でも荷が重く、ようやくひと通りできるようになったころには派遣期限が終了となる場合もあります。
中小企業の経理業務は、正社員として年数をかけ、がっちり向き合うことが向いています。
特にベンチャー企業の経理はいちからのスタート
ベンチャー企業やこれまで経理がなかったような新しい企業では、過去のデータが存在しないため、いちからのスタートです。
経理事務は、会計ソフトを利用します。
過去の正しい前例データを参考に新しいデータを作っていくことできます。
ところが、ベンチャー企業や経理がなかったような会社の場合は、自分で一から作っていく必要があります。
私が最近まで勤めていた会社がそうでした。
自分のスタイルで最初から積み上げていけるやりがいは感じますが、自分ひとりで作り上げたデータをもとに経営陣が経営判断をすると思うと責任重大です。
40代、50代でなかなか仕事が見つからないとき、とても焦ります。
50代の私もいままさに、少しでもブランクを短くしなければという気持ちもあって焦っています。
だからといって、誰も助けてくれないけれど業務は完結しなければならないといった、どうにもならない苦しい仕事に就くのは、派遣社員であっても正社員であっても、避けなければなりません。
落ち着いてよく吟味して、自分の持てるチカラを上手に発揮できる仕事を選ぶようにしましょう。



経理事務の仕事をめざす40代50代、きっと自分に合った仕事にまた会える、がんばりましょう。
ということで、次は派遣か正社員か、会社規模で転職先を考えてみました。