悩ましい50代、みんな紙一重

スポンサーリンク

今、とても苦しんでいる友人がいます。
彼女は学生のころからの友人で、とてもクールに見えるし、物事を白黒ハッキリ、しかもあっさりバッサリとつけるようなタイプです。
でも、それは、私から見ると、ほんの彼女の一面であり、実は外見と違ってナイーブで、周囲からテキパキしていると思われているから、その期待に応えるように頑張ってテキパキこなしている、そんな人です。

そんな彼女が、仕事が手一杯となったことがきっかけで、あるときから夜もうなされるようになり、夜中に目が覚めるようになり、動悸がするようになり、喉がつかえるようになり、会社をお休みするようになりました。

doyoon

元来あっさりした人だし、『仕事量を調整してもらうように会社にお願いしたから、もう大丈夫だと思うけど、自分がこんなにストレスに弱いとは思わなかったわ』と、私に状況を話してくれてました。
話してくれたということは、気持ち的にもう乗り越えたから大丈夫だなと思っていたけれど、そうでもなかった。

それでもやっぱり症状が治まらない様子で、ある日『健康診断の結果、去年より体重が1キロ落ちたの』と悩ましそうに言いました。
次に会ったときには『ネットで調べてみたけど、どうも自律神経失調症になったみたい』と言いました。
また次に会ったときには『ネットで調べたところ、甲状腺の異常みたい』と言いました。

私はよっぽど言おうかなと思ったコトバがあります。
それは

健康状態をネットで調べるとハマっちゃうことがあるよ

ってこと。

以前、もう10年以上前ですが、私もそれでハマったことがあるんです。
あとから思えばちょっと気分がふさぐ日が続いただけなのに『理由もないのに連日気分がふさぐなんて、私って変かも』と思い、『落ち込み』『続く』『理由なし』みたいな単語を連ねてネットで調べまくってしまったのです。
するとろくな結果が出てこないんですよね。
そういう気分のときは妙に自分がその結果に当てはまるような気がして、

やっぱ私ってマズイ、ヘンだ、間違いない!

と思って、どんどん検索して、どんどん読んでいるうちにますます落ち込み、そして焦る。

彼女がネットで調べてこれかもと思うのなら、まずは思い当るものを検査することは大切だと思うし、ネットで調べることは悪いことではないのに、落ち込み気味のときにとんちんかんかも知れないダメだしや否定はやめておこうとも思ったし、今回は特に何も言いませんでした。

でも、もしもう一度次にまた新しいネット検索で出てきた病名に、検査に行くわけではなくただただ振り回されているようだったらそのときは

前に私も同じようなことがあったんだけどね。。。

と話してみようかなと思います。

以前の彼女にとってはネットは情報をとるところであって、悩みを増幅されるものではなかったのにな。
ひとはいつも紙一重のギリギリのところでウロウロしているので、思考が迷路に入り込むことってあるんですよね。
今はきっとそういうところにいるのかなと思います。
焦らず慌てず、乗り越えておいでー。

一方、もうひとりの学生時代の友人が転職が決まりました。
私と同じ52歳、名の知れた安定企業の正社員になったのです。
見てくれる企業はちゃんと見てくれるんですね。

彼女は誰に対しても平等な人で、それが平等にしなきゃいけないと義務的にやっているわけではなく、自然体でそれができる、こんなに朗らかでナチュラルでやさしくて、実は芯のしっかりした人が世の中にいるのかと思うし、よくぞ長年私の友人でいてくれるものだとありがたく思うほどの人です。
『転職は決まったけど、これがブラックだったりしたら笑ってやってねー』
と、これまたおおらかな笑顔で言ってのけるものだから、私としては照れくさくてこのセリフも飲み込んでしまったけれど

その笑顔が周囲を変えるから大丈夫よー

彼女もまたきっと紙一重のところで踏ん張って踏ん張って決めた転職だと思います。

waai

最近涙もろくなった私は、どちらの友人を思ってもなんだか涙ぐんじゃってんだけど、なんで??

私もまた紙一重のところでとどまっているひとり。

頑張ろっと。

後日談
弱っていた彼女は立ち直りつつあります。
転職した彼女は新しい職場で彼女らしく明るくやっているようです。

かねてよりこちらでもぼやいて参りましたが、わけあって今年中に転職せねばならなかった私も、どうにかこうにか転職が決まり、7月より新しい職場で新たなスタートです。
当ブログに立ち寄ってお読みくださっていたみなさま、どうもありがとうございました。
もしも50代の転職を目指していらっしゃる方がいらしたら、私でもできたのですから、大丈夫。