ピンチはチャンス、自分に合った資格を取得して自信をつける

資格をとって自信を取り戻す
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経理の仕事に就いたのは47歳のときでした。
そのときの私は、31歳で取得した全く覚えていない日商簿記3級の資格と、ほぼ一般事務の経理部所属経験だけでした。

早いうちに日商簿記3級の資格取得をおすすめする理由、私の場合
40代後半になって事務職で転職活動を始めてみたら、これまでの転職と違って全く相手にしてもらえませんでした。 わたし あれ?私って、もうお呼びでない?? 時代が変わったためなのか、私の年齢が変わったためなのか。 ずいぶん凹みました。 が、目指...

当時、一般事務で転職しようとしたのですが全く仕事が決まらず、そこで、方向転換し、はじめての経理事務を目指すべく、経理専門の派遣会社に登録しました。

ある日見つけたひとつの仕事を、どうしても私にまわしてほしくて、派遣会社に出向く日にちを前倒ししてもらいました。
そして、あらかじめプリントして持参した求人の紙を見せて

どうしてもこの会社で経理事務職の仕事をしたいんですけど!!

と、いま思えば、すでにおばさんパワー全開だったかもしれませんが、必死に訴えました。

わたし
わたし
強い思いで臨んだのはムダではなかった。無事、念願の会社で経理事務の仕事をさせてもらうことになりました。

しかし、その後、バリバリの経理男子とバリバリの経理女子のなかでの仕事はとてもきつかった。
なぜなら、経験不足を自覚していた私には「自信」がなかったからです。

このブログの内容

ピンチはチャンス、自分に合った資格を取得して自信を持つ

わたし
わたし
【このブログは】
ゆるりと焦ることなく、すきなことをしてすきなものを選んで暮らしたいと願いながら、楽しく生きる方法を模索中のブログです。

はじめての経理業務

その時点で、派遣先の企業が私の経理能力についてどの程度と思って採用してくれたのかわかりません。
ですが、入ってしまえばお客様じゃあるまいし、みんなと同じレベルで働くことを要求されるでしょう。

いざ実戦。

毎回そうですが、新しい会社に入るときは、ひとの名前と顔と所属を覚えるだけでも大変です。
今回ははじめての経理、覚えることはいつも以上にたくさんあります。

と思ったら、意外についていけてる感じ。

わたし
わたし
簿記を使っているのかどうかもわからないけど、全然大丈夫そうだわ。
簿記だ経理だって、ビビって損した。

そうやって私は調子にのりそうでした。

ところが。
色んなことにだんだんと慣れてきて、周りを観察する余裕すら出てきたころ。
自分にはとても簡単な仕事だけがまわってきていることに気がつきました。

みんなは難しい業務をこなしている。

みんなが打合せで話している内容がチンプンカンプン。

ちょっとした質問をされただけで、アワアワする。

わたし
わたし
自分だけ。。。ダメじゃん。。。

あれ?私っていつもの一般事務だったの??経理事務で雇われたんじゃなかったの??

経理部では同世代の友達ができました。
彼女は日商簿記2級の資格をもっていて、もう何年も経理の仕事に就いているとのことでした。
難しい業務もちゃんと任されている彼女が「デキるヒト」であることは、彼女への周囲の接し方でもよくわかりました。

その友人と食事をしていたとき、ギョッとすることがありました。
それは、当時の派遣法における「専門26業務」について話していたときのこと。

Eさん
友人
あたくし専門26業務で雇われている派遣だけど、あなたは??
わたし
わたし
えっと。。。

全然こんな感じ悪いやりとりではありませんでしたが、内容はこういうことでした。

雇ってもらえたのなら私は何事務でもうれしいのですが、今回は経理専門の派遣会社に経理事務狙いでお願いしたわけだし、このころは業種によって派遣の期限に差があったのです。

当時、派遣は業務内容により、専門26業務であれば無期限、それ以外の業務は3年期限というくくりがありました。
経理業務は微妙で、経理財務としての契約であれば無期限、一般事務的経理事務の契約であれば3年期限。

呆然としました。

わたし
わたし
だから、私だけ経理っぽくない作業がまわってきていたのか。
そういえばファイリングは全部私がやってるし。
ってことは一般事務の派遣ってことで、また派遣法で3年期限か。。。

※派遣法は何度か改正されていますが、2015年の改正では、専門26業務は撤廃され、業務内容にかかわらず、すべての業務において3年が派遣期間の上限となりました。
直接雇用などについても改正がありました。

自分に自信を持つために、独学で資格を取得

派遣会社との契約書を見直してみたところ、私も専門26業務、一般事務ではなく経理財務として雇ってもらっていることが確認できました。

いつまでも「経理未経験の私」と自信なく仕事をしているから、いちいちココロが乱れるわけで。

経理っぽくない仕事やファイリングがすべて私にまわってくるのは、その経理部内では年齢は上でも私が一番新人だから、ただそれだけ、当然のことでした。

この先、ちゃんと仕事を任されたいなら勉強するしかない。
打合せの内容がわからないのなら、わかるようになるしかない。
上司にキチンと説明できるようになるには知識を増やすしかない。

ここまできたら、年齢は関係ありません。

わたし
わたし
よし、日商簿記2級に挑戦しよう。
独学で資格取得、事務職にプラスアルファ、日商簿記に合格した私の勉強方法
40代になって転職をしたとき、30代までは苦労しなかった一般事務の仕事がなかなか決まらなくなりました。 事務職の場合、プラスアルファのスキルを持つことで、自分のアピールポイントとなり、次の仕事が決まりやすくなるようです。 悩める 事務職員

仕事を覚えながら、休みの日を使って独学で頑張りました。

日商簿記3級も復習しつつ、日商簿記2級の勉強をし、1度は不合格。
2度目でようやく合格することができました。

資格を取得して変わったこと

就職活動をすればことごとく落とされ、50代を前にして個人的にもさまざまな変化があり、いろんな意味で自信をなくした時期でした。

わたし
わたし
いまさら勉強なんて。。。
わたし
わたし
いまさら資格をとったところで。。。
わたし
わたし
だいたいもう頭がまわらないし。。。

そんな自分の言い訳が耳元に聞こえたけど、

頑張って資格が取れたら、少し自分に自信が持てました。

その後

約6年勤めてみっちり経理が身につきました。

派遣社員、未経験から経理にガッツリ取り組んだときの仕事内容の変化
以前にも経理部に所属したことはありましたが、そのときは一般事務。 しかも扶養の範囲内での仕事で、ほぼファイリング係でした。 経理系の派遣会社から、経理事務要員として経理財務部に派遣されたのは47歳のとき。 このときが、私のはじめての経理事務...

この資格を使って転職もしました。

<お仕事体験談>中小企業ではじめてのひとりで経理事務、できるかな?
わたし 正直なところ、入社した当初は1か月続かないと思ったよぉ。 ともだち え?!そうなの?!それはなぜ?? わたし 話せば長くなるので、このブログを読んでみてちょーだいな。 私は50代の転職ではじめて、ひとりで経理を任されました。 今後、...

経理系求人が多いと言われている転職エージェントはこんな感じです。

ジャスネットスタッフ

リクルートエージェント

以上、今回のブログは、ピンチはチャンス、自分に合った資格を取得して自信を持つことができたかな??とちょっと思ったときの話でした。