私は、これまで派遣社員を含め、何度も転職をしてきました。
そして今回は、3年勤めた正社員の職を手放してしまいました。
いまは無職となって、仕事を探しています。
事務職経験者、つぎはどんな雇用形態で働きましょうか。
とはいえ。。。
契約社員や業務委託などの雇用形態もありますが、今回は正社員、派遣社員、パートについて考えてみます。
事務職が会社を辞めたら、次どうする?正社員?派遣社員?パート?それぞれのメリットデメリット。
※あくまで私目線です。
50代、すこしだけ肩のチカラが抜けてきたような。いまからでも遅くない。小さな一歩をちょっとずつ重ねていこう。ゆるりと焦ることなく、好きなことや好きなものを選んで自分らしく生きたい。そう思いながらも右往左往しているブログです。
正社員として働くメリットとデメリット
正社員は就業先企業と雇用契約を結ぶ直接雇用。正規社員。
正社員のメリット
正社員として働くメリットは、なんといっても安定性。
期間ごとの契約更新がなく、基本は無期雇用、定年まで働けます。
私が50代で3年間正社員として勤めた会社は、定年が65歳。
会社が継続していて、特に何事もなければ、65歳まで保証は魅力的でした。
多くの場合、正社員は決まった時期にボーナスが支給されます。
たいていは退職金がもらえます。
社会保険や雇用保険の加入が必須である点もメリットです。
正社員は責任ある仕事を任されるのでやりがいを感じやすいです。
私が勤めた会社の経理部は、小規模な中小企業ということもあって私ひとりだけ。
ひと月ひとりでやりきったときには、50代にしてはじめて、「やりがい」を感じました。
正社員のデメリット
逆に、仕事を任されすぎて、「やらねばならぬ」というプレッシャーもあります。
生活の中心は仕事。
自分の時間を犠牲にしなければならない場合も。
また異動や転勤があり得るのは正社員のデメリット。
この場合、生活を大きく変えざるを得ないこともあります。
基本的にフルタイム勤務。
どんどん働きたい場合はメリットとなりますが、少しはゆっくりと、自分の時間もほしいような。。。
派遣社員として働くメリットとデメリット
派遣社員は人材派遣会社と雇用契約を結ぶ間接雇用。非正規社員。
派遣先の指示に従って働く形態。
派遣社員のメリット
派遣社員の一番のメリットは自由度。
ほとんどの正社員がフルタイムであるのに対し、派遣社員はいろいろなパターンの働き方を選べる点がメリットです。
週数日の勤務や、扶養の範囲内で働くなど、生活スタイルに合わせて働くことができます。
月末と月初だけの勤務。
それ以外はほぼ休みというペースでした。
担当者
同じく自由度の高いパートよりも比較的時給が高い場合が多いです。
毎日転職サイトをながめていますが、直接雇用のパートは最低賃金に近い時給の場合も多く、派遣社員の時給はそれに比べてかなり高めです。
契約書に記載のない業務はやらなくて良い。
企業側も契約違反にならないよう、とても注意してくれているように感じます。
派遣会社としても契約書に記載されていない業務を任されて残業になって割高な時給を払うのは本意ではないでしょう。
そのため、任された業務のみに集中して取り組むことができます。
相談ごとは派遣会社に相談。
正社員は困ったことがあれば同じ社内の相談窓口に相談することになりますが、派遣社員の場合の相談先は派遣会社。
自分が直接派遣先とやりとりしなくても、派遣会社に相談すればよいというのは、ひとりで悩みを抱え込む可能性が減少。
複数名採用されることも多い。
派遣社員がひとりだけの場合もありますが、大手であれば複数人同時に採用することもあり、派遣仲間がいるのは心強い。
また、派遣仲間がいる場合、同じような業務を行うこともあって、この面でも安心感高めだと思います。
派遣社員のデメリット
派遣法による3年ルールがあり、有期雇用であることはデメリット。
私にとってはこれが最大のデメリットです。
派遣法による3年ルールとは、派遣社員が同じ職場や同じ部署で働ける期間に3年の上限が設けられていることです。
3年経つと原則、直接雇用になるかまたは別の派遣先に移ることになりますが、このあたりは現実にはなかなかややこしさを伴います。
3カ月や6カ月など、定期的に契約の見直しがある。
これも大きなデメリット。
担当者
などと言われたりしないか、常に気を張ってのぞまなければなりません。
それに間口が広いから雇ってもらいやすい。
派遣社員を求める企業側としても、正社員を雇うより派遣社員を雇うほうがお手軽です。
正社員の採用にはそれなりのコストがかかるので、派遣会社にお任せで選りすぐった人材を簡単に確保できる点で、派遣社員は雇用しやすい。
そのため、ある程度の規模の企業は派遣社員の求人が多いです。
担当者
履歴書のスキルや資格の欄に特徴をもたせるのです!!
パートとして働くメリットとデメリット
パートのメリット
パートのメリットといえば自由度の高さ。
パートの案件は1日の労働時間が短いものや、週の勤務日が少ないもの、もちろん、フルタイムもあります。
自分のライフスタイルに合わせた働き方を選ぶことができるのは派遣社員同様、パートタイマーのメリットです。
正社員や派遣社員に比べれば採用のハードルが低め??
正社員の場合はもちろん、基本は何年も会社のために働いてもらうことが前提のため、狭き門であることは間違いないでしょう。
派遣社員の場合は、仕事を紹介してもらって話をすすめてもらうためには、まずは派遣会社の中の選抜で勝ち残らなければなりません。
こうしたことを考えると、パートは少しはハードルが低めかもしれません。
パートのデメリット
パートのデメリットは時給の低さ。
一概には言えないかもしれませんが、総じて、パートは時給が低めの設定のようです。
無期転換ルールがあります。
パートの場合、契約期間が5年を超えると無期雇用に転換してもらえるというルールがあります。
これは、実際はメリットなのかデメリットなのか。。。
私はパートとして5年を迎えたことがないので、希望者はだれもが問題なく再雇用してもらえるのかがわかりません。
デメリットに載せてしまいましたが、メリットなのかもしれません。
少なくとも、派遣社員から直接雇用のように立場が変わるわけではなく、直接雇用から直接雇用です。
同じ立場のまま同条件ですので、すごいメリットなのかもしれません。
その前に契約更新でクビになってはいけませんが、パートにも契約期間に関してのルールがあるということを記述しておきたいと思います。
いずれも一長一短か。。。
以上、事務職が会社を辞めた場合、次は正社員か派遣社員かパートか、それぞれのメリットデメリットについて考えてみました。